こんにちは、矢五郎です。
今回は我が家で導入しているスマート家電の「switchbot(スイッチボット)」の記事です。
「switchbot(スイッチボット)」は、テレビやエアコンなどの赤外線リモコン操作をスマホに集約し、スマホのアプリで家電を操作できる便利な製品です。
スイッチボットによってスマホで家電が操作できるのは便利ですが、音声操作の方がもっと便利です。
この音声操作はアレクサやGoogleアシスタント、そしてiphoneに標準搭載されている「Siri」と連携することにより可能になります。
Siri連携の音声操作はほんとうに便利です。
実際に、私の家でもスマホ操作より音声操作のほうを使っていますよ。
この記事は「スイッチボットのSiri連携」について詳しく解説しています。
Siri連携でスイッチボットを操作する魅力
Siriを介してスイッチボットを操作することで、家電の音声操作が可能になります。
例えば、声を使って照明をつけたり、エアコンをつけたり消したりできます。
音声によるメリットは以下の通り
Siri連携による音声操作のメリット
- 両手が離せない時に便利。
- スマホをポケットから取り出す必要がない。
- スマホ操作より速い。
特に便利なのが両手が離せない時です。
例えば小さなお子さんがいる家庭ではお子さんを抱っこしながら、音声で家電の操作ができます。
私も子供を抱っこしながら、電気を消したり、エアコンを消したりといろいろな家電を音声操作しています。
また離れた場所からも家電をオン/オフすることができます。
スマホが近くにあれば違う部屋からの操作が可能になります。
スイッチボットとSiri連携の設定手順
Siriとの連携にはショートカットの設定が必要です。Siriショートカット作成方法は以下の通り。
少し面倒ですが、基本的に1操作ずつ設定することが必要です。例えば「エアコンをつける」という1操作に対して以下の手順1〜10が必要になります。
Siri連携(エアコンをつける操作)の設定方法
✅手順1:まず、Switch Botアプリを開き、設定したい家電を選択します。(下左画面)
✅手順2:今回はエアコンの設定をしたいと思います。(下右画面)
✅手順3:エアコンをタップすると現在の状態が表示されます。一番下の「操作設定」をタップ(下左画面)
✅手順4:次にエアコンの右上にある設定を選択します。(下右画面)
✅手順5:次に設定の一番下にある「Siri Shortcut(Beta)」を選択します。(左画面)
✅手順6:「Siri Shortcut(Beta)」を押すと「エアコンのステータス」を設定してという文言がでます(右画面)
✅手順7:今回はエアコンの運転(ON)操作を覚えさせます。運転(ON)ボタンを押します。(下左画面)
この時、スイッチボットとエアコンがリンクしているので実際にエアコンがONになります。
✅手順8:運転ボタンを押した後は上記の文言に従って右上にある「次へ」ボタンをクリックします。(下右画面)
✅手順9:最後に「短いフレーズを録音」からSiriショートカットの名前を設定します。(下左画面)
「短いフレーズを録音」を押すと音声入力となるので例えば「エアコンON」と話すとその通りに入力されます。(下右画面)
✅手順10:成功すれば下に「完了」の項目がでるのでここをタップしてください。(下右画面)
これで完了です。
上記の手順がswitchbot(スイッチボット)のSiri連携の設定手順となります。
これにより、「Hey Siri, エアコンON」と声をかけるだけでエアコンの入操作ができます。
Siri連携の応用例
ちなみにエアコンのOFF操作や温度の上げ下げも同じ手順で設定可能です。
たとえば温度の下げ操作の設定では手順7で「温度-」をタップし(下左画面)、手順9で「エアコン下げ」などと話せば設定完了となります。(下右画面)
エアコンの他にもいろいろな家電操作についてSiri連携ができます。
参考に我が家で使用している操作は以下の通り。
- 「hey!Siri! 電気つけて・消して」
- 「hey!Siri! エアコンON・OFF」
- 「hey!Siri! テレビつけて・消して」
- 「hey!Siri! ストーブつけて」(switchbotボットをストーブのスイッチ上に設置) などなど
Siriと連携することで、声のコマンドだけで家電を操作できるようになります。
この機能は特に忙しい朝や、手がふさがっているときに便利です。
スマートスピーカーとの比較
これまでスイッチボットの音声操作を行うために「Siri」との連携を説明しましたが、スイッチボットの音声操作はSiriの他にも以下のスマートスピーカーでも操作可能です。
- Amazon Echo(アレクサ!〜)
- Google Home(OK!Google 〜)
- Apple HomePod(Hey! Siri〜)
ではスマホの「Siri」連携と上記のスマートスピーカーを比較するためにそれぞれの特徴をあげてみました。
※この比較は私の家にあるAmazon EchoとSiriの比較になります。
Siri連携の特徴
- iphoneがあれば操作可能。(別途費用がかからない)
- スマホが手元にあれば、どこでも操作可能。
- 操作速度は少し遅い。(3〜4秒)
- 認識頻度が低い。(3割くらい無視されるイメージ)
スマートスピーカー連携の特徴
- iphone以外にスマートスピーカーの購入が必要。
- 操作はスマートスピーカーに声が届く範囲
- 操作速度はスマホのSiri連携よりはやい。(1〜2秒)
- 認識頻度が高い。(1割くらい無視されるイメージ)
上記の比較より操作性に関しては「スマートスピーカー連携」に軍配が上がります。
ですので例えばリビングなどのスマートスピーカーに声が届く範囲ではSiriは使用頻度が少なくなります。
スイッチボットとの連携を考えるとスイッチボットも大抵は家の中の自分がいつもいるスペースに設置してあることが多いため、「Siri連携」よりも「スマートスピーカー連携」のほうが相性がいいように思います。
ただし、比較表の通り「Siri連携」にもメリットがあります。
まず、操作性はスマートスピーカーに劣るものの、スマートスピーカーがない部屋からスイッチボットの操作を行う時にはSiri連携がおおいに役に立つます。
またスイッチボットのSiri連携の最大のメリットは費用が抑えられるという点です。
スマートスピーカー連携にはスマートスピーカーの購入が必須ですが、その点Siri連携はiphoneさえあればなにもいりません。
費用面から言えば「Siri連携」のほうがスイッチボットによるスマートホーム化を手軽に行えます。
費用面でSiri連携の優位性を説明しましたが、操作性のよいスマートスピーカーが欲しいという方は、例えばAmazonEchoでいうとAmazonのセールなどを狙うとかなりお買い得に購入できるので、購入時期を考えて購入するのも一つかと思います。
私が購入したのはこのタイプ!一番安価ですが、十分な性能です。
通常5980円ですがAmazonのセールの際は1980円まで値下がりします。
まとめ スイッチボットのSiri連携でつくるスマートライフ!
スイッチボットのSiri連携のメリットと実際の設定方法について説明しました。
スイッチボットとSiriを連携することで両手が塞がっている時やスマホがポケットから取り出せない時にスイッチボットを簡単に操作できます。
特に子育て世帯の小さなお子さんがいる人や仕事で忙しい人にはおすすめです。
またスイッチボットとの連携は手順1〜10により意外と簡単にできることがわかりましたでしょうか?
ぜひスイッチボットを購入した際はスマホ操作ではなくSiriもしくはスマートスピーカーを使用した音声操作をお勧めします。
かなり便利ですので是非試してくださいね。皆さんのスイッチボットのSiri連携でつくるスマートライフを応援しています。
最後に、この記事とは直接関係ないですが、このブログでは2024年1月からはじまった新NISAを多くの人に広めたいというテーマで情報発信しています。興味があればぜひ他の記事も見てみてください。
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