【固定費削減】通信費を見直して新NISAのつみたて金を準備しよう

子供のいる家庭は、将来の子供の学費を用意しておかなければなりません。

当ブログでは将来の学費のために新NISAで毎月3万5000円〜6万5000円のつみたて額が必要と紹介しました。

しかし、日々の養育費で積み立てる余裕はないよという方もいるかと思います。

そのように生活に余裕がなく、学費のつみたて金が捻出できない方が考えるべきは固定費の削減です。

今回は固定費の見直しの一つとして特に通信費の見直しについてまとめましたので紹介します。

この記事を読めば、自分が契約している通信費を見直すことができ、つみたて金を捻出できるようになりますよ。

必要なつみたて額について

冒頭で述べた毎月3万5000円〜6万5000円のつみたて額については以下の通り求めています。

⇒下のグラフの通り、10年〜15年で1096万円に到達するには毎月3万5000円〜6万5000円のつみたて額が必要

詳しくは以下の記事で説明していますのでよかったら御覧ください。

固定費を削減してつみたて金を準備しよう

毎月3万5000円〜6万5000円のつみたて額が準備できない時には固定費の削減を考えましょう。

家計に占める割合が高い固定費を見直すことで新NISAのつみたて金を準備できるようになります。

私が考える効果的な固定費削減は以下の３つです。

今回は特に通信費の見直しについて説明します。通信費の見直し以外はまた別の記事に書きたいと思います。

通信費の平均額はどれくらい？

まずは通信費の平均額を確認してみましょう。

ICT総研の『2023年11月 スマートフォン料金の意識調査』によると、日本のスマホの平均通信費は約4700円でした。

これを基準に、自分の通信費が高いかどうかをチェックしてみましょう。

格安SIMなどが出てきてからはかなり安くなった印象ですね。しかし、平均が5000円弱ということはスマホの通信費に5000円以上かけている人がまだ半分くらいいるということです。

スマホの通信費に月額5000円以上払っている人は見直しが必要

スマホの通信費を見直す

スマホの通信費を見直す方法をこの章で紹介したいと思います。

大きな固定費である通信費を見直すことで月に使えるお金が劇的に増えます。
しかも1回の見直しで長期的に効果が持続するのでやるべきです。

例えば、大手キャリアであるドコモの料金プランにはギガ無制限のプランがあります。このプランの料金は税込10615円です。（このプランがかなりのオーバースペックだとわからずに入っている方も多いかと、、、）

この料金を格安SIMに変えることで月額で7000〜8000円のお金が浮くことになります。

このお金を新NISAへのつみたて金にしましょう。

そのためにはこれから説明する手順を踏んで通信費の見直しを進めていましょう。

「通信費の見直し」の３ステップは以下の通り。

今のデータ使用量を確認する

通信費を見直すには、まず自分が実際にどれくらいのデータを使用しているかを確認することが大切です。

多くのキャリアでは、マイページやアプリで過去のデータ使用量を確認できます。毎月の平均データ使用量を把握しましょう。

私はahamoを使用していますが、以下の画像のようにマイページでデータ使用量を確認できます。

私の場合は毎月10GBくらい使っているでしょうか。

このように自分が不自由に生活できるデータ通信量を確認することが重要です。また１，２ヶ月という短期間ではなく6ヶ月以上の長期間のデータをみて、最大値付近をデータ通信量を採用するのがいいでしょう。

データ使用する場所を確認する

次に、どのような場面でデータ通信を使用しているかを考えます。

皆さんは外出先でインターネット利用がありますか？

外出先でよく使う→データ通信量の多いプランを選ぶ
家でしか使わない→データ通信の少ないプランを選ぶ

私の場合は通勤中に動画を見ることが多いですね。

外出先での利用が多い場合はその分、データ通信量を多いプランにしないと快適な生活を遅れません。

一方、 インターネット利用の多くが家であり、Wi-Fiを利用している場合、実際にモバイルデータが必要な場面は限られているかもしれません。意外と低容量プランでも十分な場合があります。

自分の使用パターンを振り返ることで、無駄なデータ通信を減らし、安価なプランに切り替える判断材料になります。

格安SIMや大手サブブランドに乗り換えよう

通信費を大幅に削減する方法として、格安SIMや大手キャリアのサブブランドに乗り換えましょう。

格安SIM：とにかく毎月の料金を下げたい人におすすめ　例：mineo,biglobe,IIJmioなど
大手サブブランド：通信品質もある程度確保したい人におすすめ 例：UQモバイル、Y!mobile,ahamoなど

格安SIMの特徴

月額料金が大幅に安く、2,000円前後で利用できるプランも多くあります。とにかく毎月の料金を下げたい人でデータ使用量が少ない人には特におすすめです。

基本的には大手キャリアの設備を借りているので通信エリアは大手キャリアと変わりません。

メリット：月額料金が安い。少ないデータ量プランが充実。

しかし、以下のデメリットがあるので注意が必要です。

デメリット：通信速度が安定しない。通話料が高い。

格安SIMは昼休憩や帰宅時間など利用者が増えるピークタイムの時間帯で通信回線が混み合って通信速度が低下する場合があります。

私も以前はBiglobeの格安SIMを使用していました。夫婦で2回線６GBというプランで約3000円程度で済んでいました。しかし、昼休憩の時間の通信速度の低下やデータ使用量を気にしなければならないなどのデメリットがあり、現在は解約しています。

出張が多い月などはどうしても6GBでは足りず、追加で割高なデータ容量を購入しなければならず、結構ストレスでした。

大手サブブランドの特徴

格安SIMより通信速度やサービス品質を重視したい場合、大手キャリアのサブブランド（例：UQモバイル、Y!mobileなど）が選択肢になります。

大手サブブランドは比較的安価でありながら、格安SIMより信頼性の高いサービスを提供しています。

また大手キャリアのオンライン専用ブランドとしてahamo、povo、LINEMOなどがあります。こちらは店舗を持たず、人件費を掛けないことで安い料金プランを提供しているブランドになります。こちらも通信品質が高く、店舗に行く手間もないのでもっともおすすめしたいです。

最もおすすめ：ahamo（ドコモのオンライン専用ブランド）
　　　　　　　povo（auのオンライン専用ブランド）
　　　　　　　LINEMO（ソフトバンクのオンライン専用ブランド）

おすすめブランド	料金体系	備考
ahamo	〜30GB：2970円	通話5分以内かけ放題が無料
povo	〜3GB：990円 〜30GB（30日間）：2780円 〜150GB（180日間）：25GB/2164円 〜360GB（365日間）：30GB/2200円	基本料金0円、 通話5分以内かけ放題は＋550円
LINEMO	〜3GB：990円 〜10GB：2090円 〜30GB：2970円	通話5分以内かけ放題が無料

3ブランドとも30GBで約3000円は変わらないですね。povoは通話5分以内かけ放題が無料ではないのでその分、他の2社より安くなっています。電話をかけないのならpovoがいいかもしれませんね。

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私は現在、ahamoを契約しています。

CMでもよく流れて来ますが30GBで2970円とドコモ回線の品質のまま、この低価格で提供できるのがすごいなと思います。昼休憩時の通信速度の低下もなく、快適にインターネットを楽しめています。

試しにahamo回線の通信速度を測ってみましょう。結果は以下の通り。（東北地方在住、夜１１時頃測定）

一般的な用途でインターネットを快適に楽しむために必要な回線速度は10Mbps以上と言われていますので上記の結果はかなり早いほうだと思います。

私は格安SIMも経験しましたが、普段よく使うスマホの通信速度は重要だと考えるようになりました。その結果、格安SIMは解約し、大手キャリアのオンライン専用ブランドに落ち着きました。

BIGLOBEからahamoに変えたことで月額料金は夫婦で3000円→6000円に上がりましたが、快適な通信を享受できており満足しています。

【まとめ】通信費を見直してつみたて金を準備しよう

今回は新NISAのつみたて金を準備するため固定費であるスマホの通信費を見直すという記事でした。

通信費の見直しの３ステップは以下の通り。

１ではデータ使用量を確認して自分が快適に感じる容量プランを選択してください。

２では外出先で使用している人が多い人はデータ使用量の多いプランを選びましょう。逆に家でしか見ない人はもっとデータ使用量の少ないプランでもいいかもしれませんね。

３では実際に格安SIMや大手サブブランドを検討してください。格安SIMのおすすめは日本通信SIM、大手サブブランドのおすすめはahamo,povo,LINEMOなどのオンライン専用ブランドです。オンライン専用なので店舗に行く必要がないのがメリットです。

どのブランドがいいかは地域によって通信速度が変わるので人により最適解が選べないというのが実情です。
まずは自分が良いと思ったブランドと契約すれば良いと思います。

2019年10月に施行された電気通信事業法の改正により以前からあった「2年縛り」は廃止されています。

格安SIMや大手サブブランドの乗り換えは気軽にできるようになったので大手キャリアをまだ使い続けている人は乗り換えを検討してみるのはいかがでしょうか。

毎月の通信費が大幅に減れば、新NISAのつみたて金を準備できるようになるかと思います。

みなさんもこの機会にぜひ、スマホの通信費の見直しを行ってみてくださいね。

私も皆さんと同じように二人の子供がいます。子どものために新NISAでつみたてを一緒にがんばりましょう！

最後にみなさんのお子さんが一人でも希望の進路に行けるように今後もみなさんの役に立つブログを書きたいと思います。

では今回はこのへんで！